arrows MAGAZINE

arrowsマニア情報局

2017.12.15 Fri

arrowsマニア情報局 第104回

「arrows NX F-01K」ついに発売! ちょっと気を付けたい“仕様変更”

arrows @をご覧の皆様、「せう」です。1月初旬の海外出張に向けた準備を始めました。「まだまだ時間がある」と思っていても、あっという間に時は過ぎてしまいますから(


発売日にゲット!

さて、いよいよ「arrows NX F-01K」が発売されました。自分も発売日にレビュー用の機材を無事入手できました。さっそくいろいろ使ってみています。

さて、F-01Kは従来のarrows(ARROWS)とは異なる点がいくつかあります。今回は、その中でも特に気を付けるべき点をまとめてみます。

注意その1:microSDカードの着脱に再起動が必要になった


UIM(SIM)カードとmicroSDカードのトレイが一体化しました(※他の人のF-01Kです)

最近のAndroidスマートフォンでは、SIMカードトレイとmicroSDカードトレイを“一体化”することがトレンドです。要するに、SIMカードとmicroSDカードを同時に着脱する必要があるスマホが増えています

このトレンドに乗った(?)のか、F-01Kもarrowsスマホとしては初めてUIM(SIM)カードとmicroSDカードのトレイが一体化しています。トレイにUIMカードとmicroSDカードを載せて、本体に差し込む方式です。

従来から、arrows(ARROWS)では電源が入っている時にUIMカードの着脱を検知すると強制的に再起動するようになっています(※1)。F-01Kでもそれは変わっていない……ということは、電源が入っている時にmicroSDカードを着脱しようとすると原則として強制的に再起動されます(※2)。注意が必要です。

  • ※1 OSとしてのAndroidは、SIMカードのホットプラグ(電源が入った状態での抜き挿し)に対応しています。しかし、電源オンの状態でSIMカードの着脱を検知すると強制再起動するように設定しているメーカー(キャリア)もあります。これはホットプラグ対応による通信上の不具合を回避するためだと思われます。
  • ※2 SIMカードなしの状態なら再起動はかかりません。ただし、従来と同様に取り外す前にアンマウント(取り外し)の操作をする必要があります。

注意その2:テレビのアンテナを内蔵していない


アンテナがない……だと!? (※他の人のF-01Kです)

arrowsといえば、一部のモデルを除いてテレビ用のアンテナを内蔵していることが特徴です。アンテナケーブルを別途用意しなくてもテレビを見られるということで、そのメリットは小さくありません。

しかし、F-01Kはテレビアンテナを内蔵していません。F-01Kでテレビを見る場合は付属の「テレビアンテナケーブル F01」をイヤホンマイク端子に差し込む必要があります。

テレビアンテナを内蔵しないarrowsは相当久しぶりで、記憶が間違っていなければ「ARROWS NX F-01F」以来です。アンテナ非内蔵化をめぐっては、かなりの議論があったと風のうわさで聞き及んでいますが、本体のサイズ感を優先するためにこうしたようです。

スマホでテレビをよく見るという人は、十分気を付けましょう。

注意その3:USB Type-C端子を採用


arrows初のUSB Type-C端子です(※他の人のF-01Kです)

今までのarrowsは「Micro B」というUSB端子を外部接続端子として採用していました。それに対し、F-01Kはarrowsとしては初めて「USB Type-C端子」を採用しています。

USB Type-C端子に関する特徴は以前の情報局でも取り上げましたが(その1その2)、今までのMicro B形状の充電器やUSBケーブルをそのまま使うことはできません。充電器・ケーブルを新しく買い直すか、変換アダプターを用意する必要があります。

ということで、ずっとarrowsを使っていた人だからこそ気になる3点をまずピックアップしました。今回他の人のF-01Kを使って撮影したのは、自分が選んだカラーをバレないようにするため。

ということで、自分は果たして何色のF-01Kを選んだのでしょうか……? 次回以降のお楽しみ、ということでw