arrows MAGAZINE
arrowsマニア情報局
2019.06.14 Fri
arrowsマニア情報局 第169回
2019年夏! arrows新モデル発表!
arrows @ MAGAZINEをご覧の皆様、「せう」です。関東地方が梅雨入りしました。じめじめする日が続くと、どうしても洗濯物の乾きが気になってしまうわけですが、皆さんはどうでしょうか?
arrowsの夏が来た……?
さて、この連載でもチラッと触れた通り、2019年夏のarrowsスマホはNTTドコモ向けに「arrows Be3 F-02L」が出る他、ソフトバンクからは5年半ぐらいぶり(!)に「arrows U」(一応型番上は「801FJ」)が登場します。久しぶりにドコモ以外からもarrows出ちゃうんですよ。すげー。
あと、ケータイも超久しぶりにドコモから「arrowsケータイ F-03L」が出ますし、法人向けSIMフリースマホも「ARROWS M359」として久々のモデルチェンジ。さらに発売済みですが、モバイル翻訳機「arrows hello」も登場しました。もう「arrowsの夏」って言っても過言じゃないです。
ということで、今回のマニア情報局では、そんな2019年夏のarrowsスマホとarrowsケータイの特徴を簡単に紹介します。arrows helloについては、機会を見て……!
この記事の写真は「arrows @ MAGAZINE」の中の人たちから提供を受けました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます!
arrows Be3 F-02L(NTTドコモ)
もう第3世代ですか……
arrows Be3は、ドコモ向けのミドルレンジ(中ぐらいのスペック)スマートフォンとしては第3世代に相当。「世代をわかりやすくするため」(ドコモの中の人)に、このモデルからは名前の一部に世代数を入れるようになりました。
特徴を挙げるとすごくたくさんあるのですが……
- arrows初の18:9ディスプレイ
- arrows初の四隅が丸くなったディスプレイ
- arrows初のAndroid 9 Pieプリインストール
- arrows初の新ナビゲーションバー対応
- arrows初のAIシーン認識カメラ搭載
- arrows(ARROWS)としては超久しぶりに背面に指紋センサー搭載(Exlider兼用)
……と、あえてドコモやメーカーが強烈プッシュしている所じゃない、マニアックなところを書いてみましたw
もちろん、先代の「arrows Be F-04K」と同じく、ボディーは超頑丈かつ泡ソープで洗えるものですし、ワンセグアンテナは本体内蔵ですし、何より国内工場で生産された“日本製”スマホです(実は今では珍しい)。
arrows Be3は今後、この連載で空気を読まずにレビューしていく予定です。お楽しみに!
arrowsケータイ F-03L(NTTドコモ)
超久しぶりのarrowsケータイですよ
F-03Lは、小文字の「arrows」になってから初めてのarrowsケータイです。実に約4年ぶりですよ、4年ぶり。
先代の「ARROWSケータイ F-05G」との違いは……
- Xi(LTE)通信に対応
- VoLTE通話にも対応(しかもちょっと高音質)
- おサイフケータイに対応
主な所だとこんなところです。VoLTE通話はちょっとだけ高音質な「EVS-WB」というコーデックに対応。これに対応したドコモの携帯電話同士(※)なら、「HD+通話」ほどではないものの、通常の「HD通話」よりも高音質な通話が可能です。
何より、個人的にはワンプッシュオープンできることも魅力。これ、対応しているケータイ少なくなったんですよね。ある意味貴重です。
※ EVS-WBに対応するドコモのスマートフォン、ケータイは以下の通りです(一部未発売)。
- Galaxy S10 SC-03L
- Galaxy S10+ SC-04L/05L
- AQUOS R3 SH-04L
- HUAWEI P30 Pro HW-02L
- Galaxy Note9 SC-01L
- Galaxy S9 SC-02K(注)
- Galaxy S9+ SC-03K(注)
- Google Pixel 3a
- AQUOSケータイ SH-02L
- SH-03L
- iPhone 8/8 Plus以降のiPhone
(注):OSバージョンアップすると対応します(バージョンアップ前は非対応です)
arrows U(ソフトバンク)
久しぶりにドコモ以外のキャリアから……
arrows U(一応「801FJ」って型番があります)は、超久しぶりにドコモ以外の大手キャリアから発売されるarrows(小文字になってからは初めてです)。特徴を挙げると……
- arrows初のノッチ(切り欠き)付きディスプレイ
- arrows初のデュアルカメラ
- arrows初の「Googleアシスタント」ボタン搭載
といった特徴が垣間見えます。arrows Be3と比べると「あれ、何かarrowsっぽくない……」って思う人もいると思いますが、これには理由があります。今後、arrows Be3と並行してレビューする予定ですので、その際に語ることができればと(チラチラ
ARROWS M359(法人向けSIMフリーモデル)
久しぶりの法人向け新モデルです!
ARROWS M359は、これまた久しぶりな法人向けのSIMフリーモデル。見た目から察しの通り、ハードウェア的なベースはarrows Be3です。
じゃあ、何が違うのかというと、主に以下の点が挙げられます。
- 画面の周辺部がブラックになっている(arrows Be3のホワイトは「ホワイト」)
- Wi-Fi(無線LAN)ベースのIP電話対策で「WI-Fiハンドオーバー」に対応している
- 泡ソープ洗浄だけではなく薬品による拭き取りに対応している
- プライベートLTE通信(sXGP規格)に対応している
- FeliCaのリーダーライターとしても使える
- 3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のVoLTE通話に対応(※)
特に、薬品により拭き取りは医療機関での導入を想定している感じです。発売は10月とちょっと先なのですが、個人的にはこれも試してみたい……(
- ※ VoLTEの高音質通話(HD通話)は、原則として「同一キャリアの回線」の「VoLTE対応機種同士」で通話したときのみ可能です。一部、異なるキャリアとの組み合わせでもHD通話できることがあるのですが、まだ総当たりで検証できていません……orz