arrows MAGAZINE

2020.09.16 Wed

スマホ写真講座arrows@支部 第83回

arrows 5G F-51A のカメラを室内で利用!

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりお です。

arrowsで撮ることに注力したこの連載。今回も最新機種「F-51A」のカメラについて得意・不得意なシチュエーションを探してみます。

室内での撮影は概ね良い感じ

今回も前回に引き続き、F-51Aの標準カメラを使って、得意なシチュエーション、不得意なシチュエーションがあるのかどうかを探ってみていますが、今回は特に室内での撮影にチャレンジしました。

まずはこちら。カフェの室内でハンバーガーを撮影したものです。実はこの席は出窓のすぐそばで明るさが十分。こういった時、F51Aのカメラはとても素直に撮影することができて、良い感じです。バンズのパリッとした感じ、ハムのクタッとした感じ、さらには野菜のシャキシャキ感もありますよね。背景のボケも自然な感じ。

こちらは同じお店で長テーブルと窓側を撮影したもの。テーブル上のライトにピントを合わせていますが、ある程度狙い通りに撮れました。若干気になるのはボケている部分の白飛びやグラデーションの固さです。ダイナミックレンジが気になるシチュエーションは、やはりそこまで得意ではないのかも。

とはいえ、先の写真のとおり、目の前の料理はとても美味しそうに撮影できます。カフェやレストランなんかでは問題なしに活躍しそうです。

こちらは望遠レンズでテーブル上のボトルを撮影したものですが、この撮影で感じたのは、ピントの合う深さ(被写界深度)がだいぶ浅いな、ということです。テーブルの模様をみるとわかるのですが、ほとんどがボケていますよね。これはピントが合っているところ以外はだいぶボケた表現になるということです。

この例のように望遠レンズでそこまで遠くないものを撮影するときは、ピントがしっかり合っているか確認してから撮影するか、何枚か撮影してピントズレでの失敗を減らすかという方針が良さそうですね。

これは標準レンズでグラスの中のデザートを接写したものです。これくらい寄ると標準レンズでも被写界深度がだいぶ浅くなっている印象を受けますので、寄って撮影するときもピントに注意してみて下さい。

ということで、今回は主に室内での撮影にチャレンジしてみました。次回はなにに挑戦してみようかな?