arrows MAGAZINE
スマホ写真講座arrows@支部
2019.07.03 Wed
スマホ写真講座arrows@支部 第31回
arrows Be3 F-02Lのカメラ、ファーストインプレッション
arrowsで撮る、ということに注力するこの連載。今回は、新端末「arrows Be3 F-02L」のカメラを少し使ってみたファーストインプレッションです。
より広角になった?アウトカメラ
いままでのarrowsのアウトカメラの焦点距離(どれくらい広角/望遠で撮影できるかの指標)では、写真に埋め込まれた数値で4.08mmという焦点距離が多かったのですが、今回のF-02Lではそれが3.94mmと少し広がりました。このとき、4.08mmは、一般的なカメラの指標である35mm換算というものに合わせたとき、公式発表では23mmであると発表されています。それを3.94mmに合わせると、だいたい35mm換算で22mmということが言えそうです。
22mmというのは、普通のカメラで考えても、けっこう広角です。参考までに、カメラ大手がデジタル一眼レフカメラに標準で添付するレンズの焦点距離は、おおよそ22〜26mmくらいな印象。ということで、F-02Lのアウトカメラは十分に広角です。
ちなみに広角レンズが得意とするのは、広い風景などの撮影。つまり、旅先で風景を撮影するのにとても向いているレンズと言えそうです。もちろん他のものも十分に撮影できるのですが、広い範囲を写してしまうがゆえに、不要なものが映り込みがちです。自分の影やゴミ、食べかけの料理など、きちんと撮影範囲から外すように気をつけてみてください。
ということで、F-02Lにも定番の写真編集/撮影アプリ「Lightroom CC」をインストールして、何枚か撮影をしてみました。
曇りの埼玉スタジアム。とくにフィルターなどをかけていないのですが、いままでのarrowsよりもコントラストが低く、最近の流行に合わせた調整がされているような気がします。気のせいだったらすみません。
バラ。淡い色がいい感じに出ています。コントラストが強い写真を希望する場合には、Lightroomをはじめとした編集アプリで調整するのが良さそうですね。
こちらは近所のあじさい。かなり近いところまでピントが合いましたので、料理の撮影なんかでも活躍しそうです。
少しだけ写真編集してみました。素材写真としても十分な気がしますね。
ということで、次回以降もF-02Lのカメラを使って、その特徴をつかみに行ってみたいと思います。