arrows MAGAZINE

スマホ写真講座arrows@支部

2019.10.02 Wed

スマホ写真講座arrows@支部 第43回

スマホ写真講座的「料理撮影でここは気をつけよう」その2:余計なものを入れない

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

arrowsで撮る、ということに注力するこの連載。今回は、新端末「arrows Be3 F-02L」以外でも生かせる、料理撮影のポイント「余計なものを入れない」について説明します。

鉄則:余計なものを写り込ませない

気をつけておくだけで、グッと料理撮影の印象を良くするポイントのひとつ「余計なものを入れない、写り込ませない」について紹介します。

arrowsをはじめとするスマートフォンのカメラは、基本的に広角レンズで構成されています。これは景色を撮ることを前提としたような、広い範囲を写すためのもの。そんなカメラを料理写真にもちこむと、実はテーブルの中のよぶんなところまで写してしまいがちです。

この余分なものとは、たとえば隣のテーブルだったり、食べかけ・下げ待ちのお皿だったり、汚れたペーパーナプキンだったり。後から見返したとき残念な気持ちになるようなもの全般です。

重要なのは、スマートフォンのカメラの場合、写るものは画面に表示されているということです。撮影時にも見えているはずのものが、気分的に見えなくなっているんですね。

この失敗を防ぐ方法は3つあります。

1つは、撮ってすぐ内容を確認する方法。撮影した写真をすぐにチェックすることで、不要なものの写り込みがあるのかないのかを判断、必要に応じて再撮影を実施できます。

2つめは、撮影時、シャッターを押す前に写り込んでいるものをしっかり確認する方法です。前述の通り、スマホの写真はシャッターを押すとき画面に写っているものが全て。隅々まで確認してからシャッターを押すくせをつければ、意図しないものが写り込む可能性を下げることができます。

最後に、そもそもテーブルの上を片付けておく方法もおすすめです。特にテーブルがせまく、画角の調整などで余計なものの写り込みを避けられない時は、とにかくテーブル上をキレイに保ち、写っても大丈夫なものだけを置くように心がけましょう。ちなみにこの方法、同席している人の写真も勝手に良くなっていくという副次的な効果があるとかないとか。

次回も料理写真の簡単なポイントをご紹介します。