arrows MAGAZINE

スマホ写真講座arrows@支部

2019.11.13 Wed

スマホ写真講座arrows@支部 第48回

スマホ写真講座的「料理撮影でここは気をつけよう」番外編その2:撮影禁止は守ろう

こんにちは、ブログ「エアロプレイン」の のりおです。

arrowsで撮る、ということに注力するこの連載。今回は、新端末「arrows Be3 F-02L」以外でも生かせる、料理撮影講座の番外編です。

要注意:撮影禁止宣言には、効力がある

番外編の今回は、主に国内で「料理を撮影していたらトラブルになった」という事例のひとつ「撮影禁止」をご紹介します。

みなさんは「撮影禁止」という店舗側の取り決めについて、どれくらいの矯正力があると思われていますか?実はこれ、思いのほか強い権利を持っていて、従わない場合は「逮捕」もありえるのです。

そして意外なのがその罪状。このケースでは「不法侵入」にあたる法律が適用されてしまうのです。どういうこと!?

ここで重要なのは、私有地への立ち入り条件は、その所有者(管理者)が自由に決めることができるということです。例えば店頭に「撮影禁止」という表示があったなら、そのお店に撮影目的での立ち入りをしてはいけなくなるんですね。では、それを破るとどうなるか?それは立派な不法侵入で、建造物侵入罪などが適用されてしまうとのこと。当然ながら警察によって逮捕されます。

ですから、撮影禁止には強い実行力があるのです。同様にして「二度と来るな」といった出入り禁止にも効力があります。来てはいけないと言われているのに立ち入ってしまったら?それは、同じことになってしまうんです。この事実からわかることは、お店にはしっかりと撮影許可をとったほうが良いということですよね。

なお、記事ではだいぶはしょっている部分もありますので、大枠としてこういうものだ、と理解していただければありがたいです。本記事の内容は弁護士の方に教えてもらった内容を元に作成しておりますが、法的な根拠を証明するものではございませんので、個別のトラブルなどに関しては一切関知できません。ご了承ください。