arrows MAGAZINE

arrowsマニア情報局

2017.05.26 Fri

arrowsマニア情報局 第76回

お空の上で快適ネット! 「arrows NX F-01J」でキャセイパシフィック航空の機内Wi-Fiサービスを使う(利用篇)

arrows @をご覧の皆様、「せう」です。いよいよ、週末から海外出張です。とりあえず、荷造り全然していないです。マズいです()


キャセイパシフィック航空で現状唯一機内Wi-Fiが使えるエアバスA350(前回と別視点)

SKYTRAX社から「5つ星」認定を受けているキャセイパシフィック航空(以下「キャセイ」)ですが、唯一(?)の弱点である機内インターネット環境を改善すべく、「エアバスA350」から機内Wi-Fi(無線LAN)サービスの導入を始めたことは、前回書いた通りです。

今回は、「arrows NX F-01J」で実際に使っていきます。

つなげるSSIDは「Cathay Pacific」


接続マニュアルはシートポケットに入っています

キャセイの機内Wi-Fi対応機体(といっても現状はA350のみですが……)のシートポケットには、簡易接続マニュアルが入っています。これの指示に従って、F-01JでWi-Fiアクセスポイントを検索し、「Cathay Pacific」というSSID(アクセスポイント名)に接続します。なお、機内モードはあらかじめオンにした状態でWi-Fiだけオンにしましょう。

初回ログイン時はユーザー登録しましょう


サービスポータル

前回も触れた通り、高度が1万フィート以上になると機内Wi-Fiを利用できます。とりあえず、設定によっては自動的にログインを促す通知が出て来ますが、それが出てこない場合は普段使っているWebブラウザで適当なページを開いて機内Wi-Fiのポータルにジャンプしましょう。

フライトで初めて機内Wi-Fiサービスを使う場合は、プランを選んで「接続」をタップします。別の機器で購入済みの場合、あるいはいったんログアウトして再度使う場合は「ログイン」をタップしてログインしましょう。


初回利用時には利用登録が必要です

キャセイの機内Wi-Fiを初めて使う場合は、ユーザー登録が必要です。登録するデータは「メールアドレス」(ログインIDとして使うほか、購入時の領収書の送付先となります)と「パスワード」と「クレジットカード」(決済情報)です。クレジットカードは、JCBを含む主要な国際ブランドのものを使えます。決済はアメリカドル建てとなります。

ちなみに、キャセイが利用しているPanasonic Avionicsの機内インターネットシステム「eXConnect」では、共通IDシステムがないため過去にeXConnectを使ったことがあっても航空会社ごとに登録が必要です(※)。

※日本航空やアメリカン航空(ともに国内線)などが採用している「Gogo」というサービスでは、ログインIDが共通化されているため、一度登録すればGogoを使っている航空会社なら再登録不要で使えます。


キャプチャ認証を経て接続

購入後、キャプチャ認証(ロボットでないことを確認する手続き)を経ると接続できます。別の機器をネットに繋ぎたい場合は、都度ログアウト→ログインの作業が必要なので気を付けてください。

ということで、これでネットの世界につながりました。ご利用の際には参考にしてください!