arrows MAGAZINE

arrowsマニア情報局

2018.10.26 Fri

arrowsマニア情報局 第144回

arrowsが3機種バージョンアップ! 「Android 9 Pie」の新機能を先行チェック!(その1)

arrows @をご覧の皆様、「せう」です。NTTドコモの2018年冬~2019年春モデルにarrowsがなくて悲しいです……。


Android 9のコードネームは「Pie」ですよ……

その代わり、というわけではないと思うのですが、NTTドコモから発売されている「arrows NX F-01K」「arrows Tab F-02K」と「arrows Be F-04K」のOSバージョンアップが決まりました!

その新バージョン「Android 9 Pie」は、久しぶりに大幅な機能変更を含むバージョンアップとなります。arrowsではその機能変更をどんな風に「調理」するかは分かりませんが、とりあえずOSレベルでの変更点について数回に分けて紹介していきます。

※この記事で紹介する新機能・機能変更は、メーカーによっては採用しない可能性があります(実際に一部の機能変更を取り入れなかったメーカーが出現済み)。arrowsが取り入れるという保証はありませんのでご了承ください。

自動調整バッテリー(Adaptive Battey)


アプリの利用状況を学習して利用頻度の低いものはバックグラウンド稼働を制限

当初はメーカー独自の省電力機能を競っていたAndroidスマホ。しかし、バージョンが上がるにつれ、OS標準の省電力機能も充実してきました。

Android 9では「自動調整バッテリー」と呼ばれる新しい省電力機能が追加されます。これはアプリの利用状況を学習して、利用頻度の低いアプリの不必要なバックグラウンド稼働を抑制することでバッテリー持ちを改善するという機能です。

ただし、性質上以下のような欠点もあります。

  • ある程度の期間使わないと精度が上がらない(すぐには効果が出ない)
  • 有効にすると通知の表示が遅延することがある(機能の注意書きにもある)

そのようなこともあり、自動調整バッテリーはオン・オフを切り替えられます。不必要な場合はオフにしましょう。

明るさの自動調整(Adaptive Brightness)


場所や時間に合わせて起動を自動アップ(ダウン)してくれる

明るさの自動調整」は、ユーザーが画面の輝度を変えた場所や時間を学習し、その結果をもとに画面起動を自動的に調整する機能です。

こちらもある程度使い込まないと効果が発揮されない機能ではありますが、わざわざ輝度を上げ下げしなくても済むようになると思うと、ある程度喜ばしいところです。

他の機能変更や新機能は次回以降にご紹介します!