arrows MAGAZINE

arrowsマニア情報局

2019.05.31 Fri

arrowsマニア情報局 第167回

ついにキタ! 「arrows Be F-04K」をAndroid 9 Pieにするぞ!!(その2)

arrows @ MAGAZINEをご覧の皆様、「せう」です。こんにちは。天気がだんだんと夏めいてきました。暑い日がこれから増えてきそうですが、人生初のエアコン付きの部屋に引っ越したので乗り切れそうです()


Android 9になったよ!!!!!

前回に続き、「arrows Be F-04K」に降臨した新OS「Android 9 Pie」について、変更点を見ていきます。これから買う人も、現在使っている人も参考にしてください!

  • ※ OSバージョンアップに伴う注意点は、前々回の記事を参照してください。

ドコモ電話帳アプリのUI変更

実は一番大きい変更点かも……

F-04Kを含むドコモが発売するAndroidスマートフォンには「ドコモ電話帳」という電話帳(連絡先)アプリがプリインストールされています。F-04Kの場合は、ダイアラー(電話の発着信をするためのアプリ)もドコモ電話帳が担っています。

Android 8.1までのドコモ電話帳は、独特のユーザーインタフェース(UI)を持っており、AndroidがOSとして用意している標準的な電話帳アプリと比べると操作体系が全く違います。それもあり、メーカー製ダイアラーになれている人(SIMフリー端末ユーザーを含む)や他キャリアから乗り換えた人が違和感を覚えることが多かったようです。

そういう事情もあってか、Android 9以降向けのドコモ電話帳は、Android標準の電話帳にUIデザインを大幅に寄せました。F-04Kのドコモ電話帳も例外ではなく、UIが大幅に変わってます。

電話番号入力画面と連絡先画面

ダイヤルパッドを出したい場合は、電話帳の中央下または右下に表示されているアイコンをタップすればOKです。このデザインもAndroid標準に寄せられています。

電話帳を出したい場合は、アプリトップ画面の「連絡先」タブを開けばOKです。「お気に入り」は「よく使う連絡先」に事実上統合されています。

一時的な画面の向き変更(固定)


縦(横)に画面を固定しているときに端末の向きを変えるとアイコンが

従来のAndroidでは、画面の自動回転をオフにすると、縦画面が標準のアプリは縦向き、横画面が標準のアプリは横向き、その時の向きによって固定されるアプリは起動時の向きに画面が固定されていました。よって、「普段は縦固定だけど動画を見る時だけは横固定にしたい」といった使い方が困難でした。

Android 9では、画面の向きを変えられるアプリにおいて、画面の自動回転がオフの時に端末の向きを変えると一時的に変えた向きで固定できる機能がOS標準機能として実装されました。F-04Kも例外ではなく、この機能を備えるようになります。

使い方は簡単。まず横(縦)表示にしたいアプリを起動したら端末の向きを90度変えます。その後、ナビゲーションバーの上(右)端に画面固定キーが現れたらそれをタップするだけ。画面が一時的に固定されます。元通りの向きにしたい時は、再度端末の向きを変え、出てきた画面固定キーをタップしましょう。

ボリューム調整のUI変更


Android 9での大きな改善点です

Android 9では、ボリュームキーの操作時に出てくるボリューム調整画面が画面上部から右側に変更されました。また、「バイブレーション」「サイレント」「通常」の切り替えをアイコンタップで簡単に行ったり、音符アイコンのタップでメディアボリュームをゼロ(ミュート)にできるようになりました。

F-04KのOSバージョンアップでもこの変更は適用されています。表示位置が変わって戸惑うかもしれませんが、機能的には分かりやすくなっています。

他にも変更点はあるのですが、ちょっとマニアックになってくるので、説明は次回に回します。