arrows MAGAZINE
arrowsマニア情報局
2016.07.08 Fri
arrowsマニア情報局 第36回
Android 6.0になった「arrows NX F-02H」の新機能をマニア的ににチェック!(その1)
arrows @をご覧の皆様、「せう」です。「arrows SV F-03H」の発売日が7月6日に決定しましたね。あと、同機種のSIMロックフリー版「arrows M03」も登場しました。今後、マニア情報局でももしかすると取り上げるかもしれません(チラチラ
さあ、どっちが5.1で6.0でしょうか?(ヒント:画面にあり)
前回の情報局でも取り上げた通り、「arrows NX F-02H」がAndroid 6.0にバージョンアップしました。で、上の画像はバージョンアップ前(Android 5.1)のF-02Hと、バージョンアップ後のF-02Hの「Google Nowランチャー」の画面です。何が変わったのか分からないですよね。実は上の画面にそれぞれヒントがあるんですけど……。
ということで、今回はOSバージョンアップ後のF-02Hの主な特徴について、2回に渡ってご紹介します。以前の情報局の記事と一部重複すると思いますが(
Now on Tap:表示中の画面に関する情報をそのまま検索可能
F-02H(Android 6.0)のNow on Tap
Android 6.0では「Google Now」が拡張され、表示中の画面に関する表示をカード形式で検索できる「Now on Tap」に対応しています。わざわざ検索キーワードを入れなくてもホームキーを長押しするだけで表示範囲内のキーワードを拾ってカードとして表示してくます。
例えば、カードの中に住所や電話番号などがあれば、右の画像のようにマップへのショートカットや電話発信へのショートカットも表示されます。結構便利な機能です。
Do not disturb(通知を非表示):寝ている間・仕事中に通知をオフにできる
アラーム以外の音声を一切カットできます
Android 6.0には「Do not disturb」という機能が搭載されています。日本語ではメーカーごとに訳が異なっていますが、F-02H(富士通)では「通知を非表示」と訳されています。
その名の通り、通知を非表示(カットする)機能で、アラーム以外の音声を全部カットする「サイレント」、アラームとメディア(音楽やゲーム)以外の通知をカットする「アラームのみ」(標準設定)、指定した通知項目以外の通知をカットする「優先する通知のみ」を選択できます。
Do not disturbは手動でのオン・オフのほか、タイマーで時間指定することもできます。寝ている間に通知で起こされることもなく便利です。
Runtime Permission:アプリの権限を都度与える
対応アプリは利用権限を初利用する際に与える
バージョンアップ後に初めてGoogle Playを開くと権限の付与タイミング変更のお知らせが
Android 5.1までは、アプリのインストール時に利用する機能へのアクセス権を一括して許可していました。Android 6.0からは、対応アプリについては機能ごとに初めてアクセスしようとした時に権限の許可・不許可を与える「Runtime Permission」を利用できるようになりました。OSバージョンアップ後に「Google Play」を初めて起動すると、そのことについてダイアログボックスで知らせてくれます。
Runtime Permission対応アプリでは、Google Playでアプリをインストールする際に権限の許可・不許可画面が出ません。先述の通り、機能を初めて使用しようとするときにダイアログボックスが出て権限の許可・不許可を与えられます。
設定画面から権限の許可・不許可の見直しも可能
アプリ起動前に権限の許可・不許可を与えたい場合、あるいは一度許可・不許可を与えた権限の見直しをしたい場合は、設定画面から「端末管理」→「アプリケーション」→「詳細設定」→「アプリの権限」と進めば権限(機能)ごとに個別設定できます。
ということで、次回はさらなる機能変更を見ていきます!