arrows MAGAZINE

arrowsマニア情報局

2017.03.17 Fri

arrowsマニア情報局 第68回

海外でarrowsを使う時に気を付けてほしいこと

arrows @をご覧の皆様、「せう」です。つい先日、ゴールデンウィーク用の航空券を買ったばかりなのですが、今度は夏休み(あるいは秋休み)に出かける場所を探し始めてしまいました()。国内旅行も良いんですけど、下手に国内旅行するよりも海外に出かけた方がトータルの出費が安いことが多いのが悩ましいところです。国内で行ったことのない場所、結構あるんですけど……。


タイワンにまた行き台湾!

arrowsマニア情報局では、何度かarrowsを海外で使うネタを取り上げています。

今回は、arrowsスマホ・タブレットを、国内のSIMカードで海外ローミング(※)を使う場合に注意したいことをいくつか紹介したいと思います。

※「ローミング」は自社のエリア外において、他社のモバイルネットワークを利用することです。現在、日本ではローミングというと海外ローミングと同義ですが、昔は日本国内でもローミングが普通にあったものです……(遠い目)。

海外では「着信」にも通話料金がかかる


海外では着信料もかかります(NTTドコモのアメリカ合衆国本土におけるローミング料金)

日本の電話では、通話料金を発信(かける)側が負担して、着信(かけられる)側は無料というのが原則です。しかし、国によっては、電話の着信側にも「着信料金」がかかるケースもあります

そのことを踏まえてか、国内キャリアでは、海外ローミング中の音声着信に着信料金を設定しています。国内とは異なり、着信中にも通話料金がかかっていることを忘れないようにしましょう。

ちなみに、ローミング中でもSMS(ショートメッセージ)の受信は無料です。

ローミング中のデータ通信は標準で「オフ」


ローミング中のデータ通信はデフォルトで「オフ」です

海外ローミング中は国内とは異なるデータ通信料金が適用されます。そのため、標準状態ではローミング中のデータ通信(データローミング)はオフ(無効)に設定されています。

もしも、データローミングを使いたい場合は、端末設定から「データ通信・機内モード」→「モバイルネットワーク」と進み、「データローミング」をオンにしてください。

なお、ほぼ全てのMVNOサービス(いわゆる「格安SIM」)は、データローミングサービスを提供していません。提供していたとしても若干割高なので、以前ご紹介した海外渡航者向けのプリペイドSIMカードを使うか、海外で現地のプリペイドSIMカードを使うことをお勧めしたいです。

なお、NTTドコモ、あるいはau(KDDI・沖縄セルラー電話)の純正SIMカードを使っている場合、海外ローミング中のデータ通信料金がおトクになる制度、あるいはキャンペーンがあるので、ぜひチェックしてみてください。

  • ドコモ:World Lucky Spotキャンペーン→通常、1日(日本時間基準)980円(税別)で使える「海外1dayパケ」において、特定の国・地域に限り容量制限を期間限定で撤廃するキャンペーン
  • au:世界データ定額→一部の国・地域において、24時間あたり980円(税抜)を支払うと、国内のデータ定額プランの容量の範囲内で海外データローミングを使える

ということで、海外では着信料金がかかること、そしてデフォルトではデータローミングできないことを忘れないでおきましょう。